サクランボは、山形県を筆頭に涼しい地域で栽培が盛んな果樹です。
3~4月頃に、桜に似た白やピンク色の花を咲かせます。
「サクランボ」とは、バラ科サクラ属に分類される樹木が実らせる果実や樹木のことを指します。
桜桃(オウトウ)や実桜(ミザクラ)とも呼ばれます。
桜桃には、甘果桜桃、酸果桜桃、中国桜桃、ユスラウメが含まれています。
"佐藤錦"、"紅秀峰"、"ナポレオン"のような一般的なサクランボは甘果桜桃(カンカオウトウ)です。
酸果桜桃(サンカオウトウ)は比較的栽培しやすい酸味のある品種ですが、あまり流通していません。
中国桜桃(チュウゴクオウトウ)は、園芸店では暖地サクランボ(桜桃)として販売されています。
佐藤錦は「ナポレオン」と「黄玉」の交配品種で、サクランボの中では日本を代表する品種です。
果肉は乳白色で、果肉・果汁ともに多く、甘くてジューシーな味わいが特徴です。
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